心に残る小さな背中。お母さん、世界で一番好きなのは、だぁれ?

心に残る小さな背中。お母さん、世界で一番好きなのは、だぁれ?


先日は、三人兄弟の真ん中、二男の卒業式でした。

私は、育ててもらった。
何より、教えてもらった。

本当の幸せは、何か。

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無償の愛、とは。。。

 

そう感じています。

 

 

息子が小さい時、私に、なんども聞いた質問。

「お母さん、世界で一番好きなのは、だぁれ?」

私はいつも、こう言っていました。

「Hくん、一番大好きだよ!でも、TくんとMくんも、世界で一番大好き♡3人が一番!!」

すると、息子は、ちょっと寂しそうに見えて。。。

「Hくんが、世界で一番♡」その答えを待っていたんだと思うのです。

 

その都度、どこか寂しそうな息子をムギュッとしたけれど、膝から離れていく時の寂しそうな(そう感じた)小さな背中が、ずっと心に残っています。

 

その時その時「Hくんが、世界で一番好き」って言ってあげて、他の2人にも、同じように「世界で一番好き!」って言えばよかったのかな。。。

その時も、その後も、何度も何度も、そう思いました。

でも、私、目的を持って選ばなかったのです。

私は、3人平等に、一番に愛したかった。一つひとつ、子どもの純粋で素直な心と誠実に向き合いたかったから。そういう日常の言葉一つひとつが、信頼関係を築いていくと、  信じていた、から。

 

私には、「世界で一番大好きな息子が3人いる。」

私は、ここを   貫いた。

 

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中学生になり、いよいよ順調に、思春期突入。私との関係がギクシャクしていきました。

今思えば、私が、勝手に問題を作り、勝手に悩み、勝手にアップアップしていましたが(汗)反省ーm(_ _)m

でも、あの時は、必死に子どものことを考えてのことでした。

考えれば考えるほど、原因論の視点ばっかりで、悔いが生まれ、沢山の罪悪感が。。。

あの時、こうしていれば、もっとこうしてあげれば。その中の一つ。大きな悔いは、ここでした。

小さなHくんが、健気な心で、

「世界で一番好きのは、だぁれ?」

そう言っていたんだから、

「世界で一番Hくんが好き」

 

それだけ言ってあげればよかったのに。

今の状況(私の視点で苦しそうな姿)があるのは、私のせい。寂しさを抱えてしまったから。。。その時、言ってあげれば、こんなことにはならなかった。

そんな風に思っていました。

行為の自信に焦点が当たっている部分が多かった私の子育て。

まるで、息子が、失敗作のように。。。今思えば、

ちゃんちゃらおかしいわ!!

 

息子は苦しかったと思います。その時の人生ドラマは、講座でお話ししていますが、何度思い出しても、私自身、心に沁みてきます。

 

でも、その時のことも、先日、息子と一緒に笑って話せて、息子からツッコミもらったんですよ。

「お母さん、変わったよね。昔はさー!」て。

私の、キラキラ光る宝物です^_^

 

もっとこうしてあげれば、あなたは。。。という沢山の罪悪感。それを、全て知ったら、Hくん、「ウゼー!!」って言うだろうなー。爆破ー!!

 

あなたは、

「自分の人生を、自分の軸で、選択を重ね、生きてきた」んだもんね。

 

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今思えば、あの時の苦しみも、今も、同じ幸せの中のことだった。

 

きっとあなたが、

おれ、幸せだよ。

でも、苦しい。
おれ、苦しいよ。

今のままでも幸せだけど

もっと、家族で幸せになる見方、考え方があるよ。

おれ、お母さんと家族みんなで、もっと幸せになりたい

そう、教えてくれたのかもしれないね。

 

 

そして、今のあなたは、こう言うだろうな。

「お母さん、俺のことも、Tくんのことも、Mくんのことも、3人平等に愛してくれてありがとう」

「あの時も、今も、誠実でいてくれてありがとう」って。

 

「俺は、おかげで、お兄ちゃんも弟も、信頼し尊敬し、大好きで、安心して、家族の1人でいられるよ」って。

 

浪人が決まった彼。

 

社会の神様。あと一年、私、息子と共に成長します。ありがとうございます。

 

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Hくん

お母さんは、あなたのお母さんになれて、本当に幸せです。

精一杯、悩み、乗り越え、

みんなで、幸せ家族になれたね。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

 

 

お母さんね

あなたのことが、大好きです。

大好きだよ。

 

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寂しそうに見えた、あの時の小さな背中は、本当は、満足していた背中、だったのかもしれません。

 

寂しそうに見えたのは、当時の私の心のメガネ。

当時、同居に慣れず、旦那さんとも夫婦に、慣れず、寂しさを抱えていた、私の心の声だったんだと、今は思っています。

なので、あの時の、私に声をかけました。

よく頑張って乗り越えてきたね。あなたの未来は、幸せだよ。家族みーんな、大丈夫。安心してね。

あきらめずにがんばってくれて、愛を貫いてくれて、本当に本当にありがとう。

 

心の奥で、安心して微笑んでいる私がいます^ ^あの時、世界で一番、認められたかったのは、私だったんだ。。。

 

今ここに生きる私が、あの時の寂しさを見つけられたら、

思い出の中の小さな背中は、安心感で満たされた愛おしい背中に変わっていきました。

 

子育てって、いいなぁ。

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心って深いなぁ。

過去をも変えるアドラー心理学。出会えてよかった♡

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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著者について

澤田有心子(本名 澤田由美子)

澤田有心子(本名 澤田由美子) administrator

保育士歴6年・幼稚園教諭歴3年・カウンセラー歴5年・男の子三人の母です。特技は水泳。バリバリのスイマー(笑)インストラクター歴も10年あります。 結婚後、育児・夫婦・両親・同居、沢山悩み、自己嫌悪と罪悪感に苦しみましたが、心理学・勇気づけに出会い、「自分」を諦めず「自分」に期待して生きる、心地よさに気づくことができました。そして、「人との繋がりの中で、自分を生きる」その安心感・幸福感を、今、しみじみと感じています。いつの間にか、4重「苦」が 4重「福」に(^_^) その経験を活かし ~ただ、ありのままに~ ママらしい子育て・家族の絆を応援しています。詳細はこちら