2016/4/28. あま市・名古屋市 晴れ 今日も、アドラー心理学の勇気づけ子育てで、家族の絆を応援します。親と子の心を繋ぐ専門家 澤田有心子です。 ご訪問ありがとうございます。
さて、今日は、初めての経験で、ちょっと感動していることをお知らせいたします。
担当の方よりblogを見て、お声掛けしていただき、無事審査が通り、プロフェッショナルの一人として、掲載していただくことになり、喜んでおりました。その後、書かせていただいた記事が、審査が通り、トップで掲載していだたくことになり、今じ~~んとしています。
いつも丁寧に対応してくださる、担当の南部さん、そして、立派な記事に校正してくださった編集部の方々、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
その記事は、こちらにて。掲載されておりますので、みていただけたら嬉しいです。
こちらでも、ご紹介いたします。
子育ても計算式1+1=2、のように、はっきりとした式と答えがあって、大丈夫よ!と太鼓判押してもらえると楽なのですが、そうはいかないのが子育て。周りのお子様の成長と比べなくてもいいとわかっているものの、ついつい気になり我が子は大丈夫かな・・・安心したり、不安になったりしますね。とてもよくわかります。
イヤイヤ期はおおよそ2歳くらいだと思いますが、やはりお子様によってまちまちですので、2歳になってこなくても大丈夫かと思いますよ。保育園で働いているときには、「5歳になってイヤイヤ期がきました!」な~んてお話されるお母様もおみえでした。
その言葉通り、何でも「イヤイヤ」を連発します(笑)子どもがママに「やってー」と言うので、ママが「わかったよ~」と優しい気持ちで引き受けたとしても、「イヤイヤー!自分でするー!!」といって泣いたりします(笑)
こんな時どうしたらいいのでしょう。 「何でよ!」「自分でやってって言ったから、ママしたのに!!」「いい加減にしてよ!」な~んて気持ちにもなるのですが、(あっ、例えそんな風に対応してしまっても大丈夫なので安心してくださいね。)まずは捉え方を考えてみましょう。ママにとっては本当にじれったいし、イライラしがちで気が重くなってしまう時期かもしれないのですが、子どもの成長には欠かせない時期。ママが頑張ってきたからこそ、自我が順調に発達してきているということなんです。どんな成長が隠れているのか、一般的な考え方と私の味方も含めて考えていきますね。
それまではギャーと泣いて、怒りの感情を表現するだけだった子が 自分の気持ちを「イヤイヤ」という言葉で伝えることができるようになった。 負の感情を「言葉」で伝えていく、第一歩の歩み。
思いをくんでもらえたり、思いが通らないこともある経験をすることで、自分の気持ちと相手の気持ちがあることに気づいていく。
その中で自分の気持ちと折り合いをつけていく調整力・自制心が育っていく。
いつまでもぐずり、ママに叱られることがあっても、またママはそばにきてくれる。どんな自分でも愛されているという安心感を育む機会になる。
ママと一緒に乗り越えていくことで、人生を支えていく土台となる、基本的信頼・自己肯定感が育っていく。
ということが、考えられるかなと思います。
そして、対応については、子どもの言葉や態度に振り回されず、ママがしっかりとハンドルを握る意識を持ちましょう。自立へのステップと思って、落ち着いて対処しようとする心持ちで。子どもが怒っても泣いても大丈夫ですからね。
カウンセラーとしての私からのアドバイスは、いたってシンプル。子どもの姿の奥にある思いを言葉にすること。そして「母性→父性」この順番で、子どもに言葉をかけてあげてほしいということだけなんです。
まずは、言葉を母性の言葉と父性の言葉に分けて考えていきます。ママにも父性性があって、パパにも母性性があるのです。
•意図を支える
•存在を認める言葉。
イヤイヤの時を具体的に考えていくと、「イヤイヤなんだね」「悲しかったの」「怒れちゃったのね」 「やりたくなかったの」「こっちがよかったの」「自分でしたかったの」 「イヤイヤする○○ちゃんも可愛いな~」「イヤイヤを教えてくれてありがとう」等抱っこしてよしよししながらでも、そばにいるだけでもいいですので、 落ち着いた気持ちでまずは、母性の言葉を伝えてみてください。それだけで、落ち着いていくことが多いのではないかなと思います。パパもこの母性の言葉、意識して伝えられますね。
そのあと、必要なら父性の言葉を。
•活動に誘う
•活動を促す
•何かを教える。
「ママも悲しくなっちゃうな」「ママもイヤイヤだなぁ」 「ママ、イヤイヤちゃんがいなくなるまで待ってるね」 「イヤイヤくんがいなくなったら、ママのお膝においでね、お話しようね」 「ママね、一緒にお洋服きたいな~って思うんだけどな」「ママはイヤイヤしないで、一緒にお出かけしたいな」等々 。ママも父性の言葉、意識して伝えられますよね。そしてもう一つ知っておきたいこと。 イヤイヤは、自我の順調な発達の証だとお伝えしましたが 「人の自我の働き・心の作用には特徴があります。」
まず人は、自分の気持ちをわかってもらいたい欲求が根底にあり、その気持ちが満たされないと、悲しくなったり、不安になったりして、怒りに発展していきます。なのでどんなときにも、母性の言葉をかけてあげるといいのです。要求に応える応えないは、横にいて気持ちを受け止めて、その時の心を満たしてあげるのです。
わかってもらえたことで、次に違う気持ちが生まれてきます次に生まれてくるのは、相手を思いやる心・繋がりたい気持ちなんです。ママもイライラしているとき、人に気持ちをわかってもらえただけで、気持ちが楽になって譲ってあげられたり、優しくできたりしたことありませんか?人って元々優しいのです。イヤイヤ期の子どもたちも一緒です(*^^*)
なので、母性→父性、このコミュニケーションを繰り返すことで、子どもはママにわかってもらえた安心感で気持ちが満たされ、自分の要求が通らなくても気持ちに折り合いをつけ、ママの話を聴こうとしてくれること・協力しようとしてくれることが多くなっていきますよ。その経験を積み重ねていくことで、我慢して人と合わすのではなく、自分の気持ちを調整して、人と繋がる喜びを感じられるようになっていくのです。一歳児でも二歳児でも同じです。幼い子どもたちですがよ~く感じています。一人の人間として、尊重する気持ちをもって実践してみてくださいね。
子育て応援しています。
いかがでしたでしょうか。ご感想・質問などありましたら、お寄せいただけると嬉しいです。
ただ、どちらも、個別にお返事することはできませんが、その点ご了承の上、記事にて、とりあげさせていただくことは、内容によってできますので、是非お寄せください。
ご感想も、許可なく掲載させていただくことがあります。沢山の方に勇気をお届けしたいと思っておりますので、その点もご了承ください。
お願いばかりになりましたが、子育て応援しています。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
澤田有心子
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