母として、最高の愛・優しさだと信じていたのに。。。失敗の捉え方一つで、人生は、恐れから愛に変わる。

母として、最高の愛・優しさだと信じていたのに。。。失敗の捉え方一つで、人生は、恐れから愛に変わる。


2016/10/16   あま市・名古屋市  晴れ。「広がれ!アドラー心理学の勇気づけ。人の温もり!」

〜あなたは、そのままで幸せになれる〜

安心して悩んでいいよ。その悩みは、あなたの優気で、幸せに姿を変える。

11日は、森のたんけんたいの8名の皆さんとの「SMILE   第6章   体験を通じて、学ぶ機会を与えよう」でした。皆さん、意識が深まってきて、子どもとも自分とも、向き合い方に変化が生まれてきているのではないかなーと感じました。あと②回、寂しいなぁ。。。

 

失敗と責任

振り返りでは、①失敗について。②論理的結末からの責任を子どもが引き受けること、についてあげられました。

自信が育つとき。世界がひっくり返った  失敗の捉え方。

皆さん、自己肯定感・自信を育むために、一番の関わりって、どんなことだと思いますか?私は、勇気づけを学ぶまで、ずっと〇〇ができることが大切で、人よりできたときに自信が育っていき、親はそのために、「8割ほめて2割叱ることが必要」だと思っていました。でも、今は、〇〇ができるできないとか、できた時に勇気づけるとか、それより、失敗したときこそ、自信・自己肯定感を育むチャンス到来!!だと思っています。「えー?!」と叫びそうになるかもしれませんが、失敗したときにチャンス対応したら、人生を「愛」発信か、それとも「恐れ」発信にするのか、失敗に対する恐れをなくすだけでなく、人生までも大きく影響を与えていくとさえ思っています。私は息子たち3人、保育園の子どもたちと接する中で実践してきて、ここは確信しているところ。そして、まさに!私の人生も「恐れ」からではなく「愛」からに変わっています。

そのくらい「失敗」については、お母さんの捉え方、対応の仕方を整えていくと、子どもの心に安心感が広がって、子どもだけでなく、家族の未来までも幸せに拓けていくと私は思っています。世界観が変わっていくのです。

私の子育てを振り返っても、我が子は、当時、家の中でも恐れの中にいたなぁと思います。それは、私が失敗を恐れていて、「失敗=悪いこと、自信をなくすこと、恥ずかしいこと、惨めなこと」など、マイナスな意味づけをしていたからです。

何をするにも、うまくいくように、失敗しないように、気をつけていました。ということは、「できることが基準」の世界。それは、減点法で考えていたということ。できないときには、どんどん減点。能力だけでなく、人格までもが減点されていくような感覚があり、そうならないように、転ばぬ先の杖を、どんだけ~~~(;・∀・)っていうほどしていました。しかも、その杖、がっつり私用~~~(;・∀・)

子どもたちが、私のように自信を持てない子にならないように、失敗させず、他の子どもより優秀な結果をだすこと、当時の私は、そのことをとっても大切にしていました。結果が出た時は、褒めに褒めていましたし、できないときは、頑張ればできる!諦めずにやってごらん!叱咤激励しまくっていました。

それが、母としての最高の優しさ、愛、だと信じて、他の選択肢を考える余地はありませんでした。

そして、子どもたちは、というと、どんどん失敗を恐れるようになり、人よりできないと感じる時は、挑戦しなくなっていきました。チックが止まらなくなっていた時期もありました。何かおかしい、なんでこうなるの?幼稚園の先生をしていた時、スイミングのインストラクターの時も子どもたちはどんどん笑顔になって、挑戦するようになり、自信を持たせてあげられたのに。。。自分の子は、なんで?

一生懸命、子どものためにどうしたらいいのか、私なりに考え抜いて関わっていました。でもうまくいかない。。。他のお母さんは、あんなに楽しそうに子育てしているのに?他の子は、あんなに順調に育っているのに?なんでうちの子は?私はこんなに頑張って、いい子育てをしているはずなのに。。。

一生懸命美味しいご飯を作って、一緒にいっぱい遊んで、スキンシップもとって、絵本も読んで、バッチリのはずなのに。。。なぜ?。。。八方塞がりに陥っていきました。

私が、子どもから奪っていたもの。

それは、失敗する権利。そして、失敗した時に、自分で後始末すること、責任を取る権利。その経験を積み成長する権利です。本来、私たち親には、子どもの課題のことに対して、子どもに変わって、失敗の後始末をすること、その責任に手を出す権利はないのです。

経験は、最大の教師。その経験の中でも、失敗が何よりの宝物。子どもも大人も、失敗するから、学び気づき、そこからより良いものが生まれていくのですよね。

牛乳をこぼしたとき、ガミガミ言いながら、お母さんが後始末。おもちゃの片付けも、お母さんが後始末。朝起きるのが遅いと言って、早くとイライラ追い立ててながら、お母さんが起こして準備しちゃう。

ありませんか?そんなこと。私は、ぜーんぶしてました:(;゙゚’ω゚’):あはっ。

それは、失敗の経験を積み成長する権利を奪っているだけではなく、子どもたちに「挫折感」を味あわせているということなのです。ゲゲゲーーー(´⊙ω⊙`)ですよね。。。

でも、安心してください(^^♪ 息子たち、今は、失敗を必要以上に恐れず、最悪の状況や困ったことに陥った時、悩んだ時にも、「お母さん、俺さ~」そんな風に、私に対して恐れなく安心感をもって、素直に相談してくれるようになっています^_^大丈夫。

母も子も変われる。いつからでも成長していけるのです。子どもも選んでいけるから。あんなこと、こんなこと、今となっては、全て、☆宝物☆だと思っています。

今更ながら、あんなに頑張ってる自分のこと、もっと認めてあげればよかったのになーって思います。そしたら、イライラも減っていただろうに。もっと幸せを感じながら、毎日を過ごせたのにな。もったいなかったな。そんなことも思うこともあります。

でも、だからこそ、「SMILEとエルム」を学べた。勇気づけと学びを通して沢山の素敵な方々に出会う事ができた。今思えば、ぜーーーんぶ、幸せの種だった。

失敗したときこそ、自信・自己肯定感を育むチャンス到来!!

失敗したときには、子どもが、失敗の結末・自分でその責任がとれるよう、感情的にならず協力的な心持ちで対応してあげられるとといいですね。「失敗しても、大丈夫。自分で対処できる」そこに、本当の意味での「自信」そして、「愛と自由」があると私は思っています。

 

「第7章は、新しい家族のあり方」

森のたんけんたいの皆さん、次は、第7章。その中には、信頼と尊敬の世界へと向かうために必要なきき厳しーーーい「ギョエー!!ドドドーーーン!」の①ページが(#^.^#)皆さんは、どんな気持ちでその①ページを受け取るかな。
でも、もう十分、厳しいところを引き受け、その上で歩んできてくださっている皆さんだから、次の深まりもとっても楽しみです。

できる、できない、それは、二の次。子どもの豊かな育ちのために、学び、活かしていこうとするお母さんが
子どものそばにいればいい。そこは、私は揺るがないの。みなさんの課題を見せていただき、いつもいつもその思いを確かにできます。

この日も、ママたちの子どもへの想いに触れて、あったかい気持ちになったSMILEでした。ありがとうございました。

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著者について

澤田有心子(本名 澤田由美子)

澤田有心子(本名 澤田由美子) administrator

保育士歴6年・幼稚園教諭歴3年・カウンセラー歴5年・男の子三人の母です。特技は水泳。バリバリのスイマー(笑)インストラクター歴も10年あります。 結婚後、育児・夫婦・両親・同居、沢山悩み、自己嫌悪と罪悪感に苦しみましたが、心理学・勇気づけに出会い、「自分」を諦めず「自分」に期待して生きる、心地よさに気づくことができました。そして、「人との繋がりの中で、自分を生きる」その安心感・幸福感を、今、しみじみと感じています。いつの間にか、4重「苦」が 4重「福」に(^_^) その経験を活かし ~ただ、ありのままに~ ママらしい子育て・家族の絆を応援しています。詳細はこちら