愛知県子育て支援員研修「子どもの発達」二日間、終えました。

愛知県子育て支援員研修「子どもの発達」二日間、終えました。


 

2018.11.5    あま市・名古屋市  晴れ

こんにちは。

親と子の心を繋ぐ専門家

「お母さん」澤田有心子です。

 

今日はこちらのご報告です。

 

愛知県子育て支援員研修 「子どもの発達」

 

11月2日と5日、二日間、担当させていただきました。

熱心な先生方が多くて、私自身が勇気を沢山いただきながら、進められました。ありがとうございました。

そう思うと講義も、講師と受講者様との共同作業ですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

より良い発達のために、褒める!のではなく、違いを認める

 

 

子どもの発達を学ぶ目的は、子どもたちの望ましい発達を促すこと。

その望ましい発達とは何かというと、「人を信頼し、主体性にいきる」チカラが養われていくこと。

 

 

そして、その力を養うために、

個を認め、自己肯定感の育みを考えていくことが大切、と言われることが多いのではないかと思うのですが、

 

では、個を認め、自己肯定感を育むためには、どうしたらいいと考え行動していますか?

 

 

ここが大切ですよね。

 

 

実は、一般的に言われる

一人ひとりの良さを見つけ、褒めて自信に繋げる、のではありません。

(もちろん、それも大切なことの1つでもあるのが、偏りが生まれ、副作用が出る傾向があります)

 

 

 

子どもたち自身が、自分の「個」を認め、自信に繋げていくためには、

 

多様性の中で

自分も他者も「受け入れられる→愛されている」ことを実感する経験を積むことが大切なのです。

 

 

 

子どもたちは、違いを認められる環境の中で過ごせるようになってはじめて、安心して自分という「個」を大切にでき、

自分は自分でOK、他者も他者でOK、その意識を育てていきます。→その積み重ねが真の自信、心の土台となっていく。

 

 

ーーー

主体性に繋がる、生きる力、自信、自己肯定感は、

◯◯ができるから、褒められて、自信がつく

この流れでは育たないのです。

ーーー

 

 

一人ひとり違う個性、違う思い、意見を持っているという、多様性の中で、自分だけではなく、他者も認められ、大切にされていることを味わい見る経験を、是非、届けてあげてほしいなぁと思います。

 

 

 

例えば、

喧嘩は、違いと違いの対立。

仲裁の際は、大チャンス!です。

 

どちらが悪い、何が悪かったのか、原因を見つけ、これからに繋げていこうとうするのではなく

両者の目的を鑑みて、思いを聞き、言葉にすること。

 

喧嘩する、という行為の、奥には、その子その子の「善」

こうしたかった、こうして欲しかったという、「思い」があり、その思いには、元々いいわるいはありませんよね。

 

その思いに子どもたちが「自分で気づける」ように(気づけていない)保育者が働きかけ、共通認識できる言葉にして、それから、どうしたらいいのか考えることをしていくこと

 

(否定されず、人に気持ちをわかってもらえる体験をすることは、心に安心感が生まれ「愛された経験→心に愛着が届く」作用がとなります)

 

 

そうすることで、やっと、子どもたちは

私は私でいいんだ、人は人でいいんだ、みんな違ってみんないいんだ。

【自分も友だちも、存在は、OK】

 

でも、してはいけないことがある。叩いてしまった、その

【行為は、NG】だったと、無意識の中で感じ

 

冷静に素直に反省し、元々ある優しさを生かして、これからのことを考えていくことができるのです。

 

 

不適切な行為は、沢山あるけれど、一人一人の思い、命あるの存在には、どこにも×は、つきませんもんね。

 

そこを連動しないように、私たち保育者は、意識して関わりを考えていきたいですね。

 

 

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行為には、×をつけたとしても、存在は、どこまでも◯

違いを認めあう中で、真の自信が育まれていく

主体性を生かし、他者と助け合い、協力できる

ーーー

 

 

クラスが心の安心安全な場所になっていき、

元々あった、自分で考え、選択できる力、自主性、主体的を生かしながら、クラスの協力者の一人として、安定して過ごすことができるようになっていくと思います。

 

 

 

子どもの発達とは、子どもの発達は、周囲の環境との相互作用の結果である。

 

環境とは、物的環境と人的環境があり、私たちは、人的環境です。

保育、子育てを通して、つくづく、「周囲との相互作用の結果である」

このことを感じます。

人的環境であることを意識して、お互い自己研鑽を重ねていきたいものですね。

 

 

 

 

心の安心安全基地の具体的な作り方

 

最後に、どうしてもお伝えしたいことをお伝え

ました。

それは、会話で育む「心の安心安全基地作り方」

 

日常の会話の中で自己肯定感を育む会話術です。今日は、保育現場でのことのみで、ちょっとした日常の事例をお伝えできなかったのですが、同じです。

 

会話を

養護(母性)ー相手の気持ちをくむ言葉

教育(父性)ーこちらの気持ちを伝える言葉

にわけ、その順番で声掛けをする。

 

是非、ここぞ!という時には、会話を養護(母性)と教育(父性)にわけ、声をかけてみてくださいね!

 

この時間内では、詳しくお伝えできず、、、でしたので

ゆっくり、じっくり学びたい方は、学びにお越しいただけたらと思います。

 

 

 

魅力的な一体感

 

先にも書きましたが、講義も講師と受講者様との共同作業である、ということを実感!!

これからもこの一体感をどう育むか大切にして、講義、講演の内容を考えていきたいです。

 

ご参加くださった先生方、
大変なこともあると思うけれど
大切な「人的環境」であることを誇りに持ちファイト!応援しています✨

 

最後になりましたが

 

 

私事

二日目は、初日より心に余裕がありましたが、
始まる前に担当の方から、

「1回目の講義、具体例が沢山でわかりやすかった、と皆さんからとても好評でしたよ!」と
伝えていただき、とても嬉しくて♫勇気満タンになりました^ ^ありがとうございました!

 

プラス♫

 

大好きな❤Being up カードを活用して
自分の中にあるチカラ
「社交性がある」
「リーダーシップがある」を意識して進めました。

 

どこに意識を向けて進めるのか、とても大切なことだと実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間なので
ワークをする時間が取れないことが心残りではあるけれど

 

大切なことを

●保育現場でのこと
●子育てでのこと

両面から具体例を挙げてお伝えできたと思っております。

 

実は、去年は、自分の思いのまま、アドラー心理学の言葉を使い進めているところがあり、大反省だったので

今年は、その反省を生かし、愛知県子育て支援研修会の目的をしっかりと鑑みて、進めていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ますます豊かな内容に。

 

今回「子どもの発達」を担当するにあたり、勉強しましたが、

新保育所保育指針も
新幼稚園教育要領も
改正されて、ますます豊かな内容になっています。

沢山の方に知ってほしいなと強く思いました。

私も深めていきます。

 

 

↓  自分で見ても楽しそう♫

※撮影してくださったスタッフさんに感謝です。ありがとうございました♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この研修会は、
学びやすいように愛知県が補助をしてくれています。

意識の高い方々、先生方が沢山✨
子どもに携わるお仕事を考えてみえる方
是非、ご活用くださいね!

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました♡

 

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お気軽に^^


著者について

澤田有心子(本名 澤田由美子)

澤田有心子(本名 澤田由美子) administrator

保育士歴6年・幼稚園教諭歴3年・カウンセラー歴5年・男の子三人の母です。特技は水泳。バリバリのスイマー(笑)インストラクター歴も10年あります。 結婚後、育児・夫婦・両親・同居、沢山悩み、自己嫌悪と罪悪感に苦しみましたが、心理学・勇気づけに出会い、「自分」を諦めず「自分」に期待して生きる、心地よさに気づくことができました。そして、「人との繋がりの中で、自分を生きる」その安心感・幸福感を、今、しみじみと感じています。いつの間にか、4重「苦」が 4重「福」に(^_^) その経験を活かし ~ただ、ありのままに~ ママらしい子育て・家族の絆を応援しています。詳細はこちら