このお話をあま市の全教職員、先生方が聴いてくださったなんて。。。なんて幸せなんだろう。
同和問題からの人権教育のお話。
清原住職さんは、中学校の先生も30年以上されたそうです。
先生方には、少し辛口なお話だったところもあると思うけど、
最後、自然に感動の涙がでました。
ありがとうございましたm(__)m
先生たち
◯教育のプロ、という自覚をもて。
教育とは、人を人間とたらしめていく営み。
(言葉が間違ってるかも)
人は、行動も、生き方(あり方)も、学習しなければ、学べない。
その部分を子どもたちに届けているか?
◯信条・思いは、理屈では育てられない。
思いを持つ人がいて、その思いをぶつける中でしか育たない。
◯こうしたら、こう。マニュアル教育ではない。
例)差別の言葉が、教室で子どもたちから出た時、どう対応する?
私は、「今なんて言った!と、叱る。」でも、「そういう時は、怒るのですね」ではない。その言葉を聞いて、怒れなかったら、怒らなくていい。差別について、思いのない先生が、差別について、子どもに教えることはできない。
(3人の思春期の息子を育てた私、納得した。
私、間違ってなかった!ここのお話を聞けてよかった!!)
◯知識量で、子どもたちをはかることは、おかしい。見える部分は、氷山の一角。見えない部分を感じとること。
子どもたちの感じ取る力を育てていくことが大切。
例)Aちゃん、何泣いとるの?泣かんでもいいのにね。→→→泣くのは、ダメ、を教えることになる。
Aちゃんは、なんで泣いてるのかな?→→→この言葉がけで、子どもたちは、Aちゃんの見えない部分を感じる心が育つ。
「自分のことよりも、他人のことを考える時の精神的な高貴さ」が育っていく。
◯一人ひとり違って当たり前。
クレヨンは、24色あるから、豊かな絵になる。
黒は黒、赤は赤、だからいい。
◯二十代遡ると、104万8576人のご先祖がいる。
みんなどこかでつながりあっている。
◯コップを横にしても、中にある水は、「水平」
人の値打ちも「水平」どんな人も人として「水平」
お互いを認める。人と人が尊ばれ、大切にされる社会へ。
◯人間は、いたわるものではなく、尊敬すること。
尊敬とは、あるがまま、丸ごと認めること。命の誇りを認めること。
子どもたちの可能性を信じて、日々思いを持って関わっていってほしい。
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+清原住職が伝えたかったことと、私が察したこと。
先生ー
外に出て、「そうはゆーてもー」いうんでないぞ。
理屈じゃねぇぞ。
やり方じゃねーぞ。完璧でなくていいから、
自分が未来を担う子どもたちを育てる教育者、プロとして、どうあるべきか、
しっかりそこを考え、見つめ、信条と思いをもって、子どもたちと向き合っていけ。
先生方の力を尊敬し、応援しとるぞ!
だったと私は感じた。
2月にもあま市で一部の先生方に講演をしてくださり、そこで、もっとたくさんの先生方に聴いて欲しいと感じられた先生が、お声掛けくださり、今回の全教職員へ向けての講演会になったそう。
心に響く講演会。感動し、嬉しかったです。
無料で聴けて、なんてお得で、幸せな!!
お母さん方にも、もっと聴いてもらえたらよかったのにな。
澤田も心理学を学んでそろそろ12年。保育士・幼稚園教諭歴9年、スイミングインストラクター歴10年。関わった子どもの数は、1,000人以上。
思春期の息子を3人育て、同居も乗り越え、
大切な「信条・思い」「あり方」をどどーんと持って、このお仕事させていただいております。
アドラー心理学では、「水平」のことを「対等」という表現を使いますが、「信頼」と「尊敬」この捉え方は、清原住職さんがお話しされたことと同じです。
思春期の子どもたちも、自尊心(人格)を大切にして、こちらが関わったなら、言い争いになることはあっても、反抗的な態度は続きません。いい関係が築けます^_^
小さな子どもたちは、尚更、素直な気持ちを自分で考え伝えてくれるようになります。自分でやってみようという気持ち、やる気と自信が育っていきますよ^_^
でも、やっばり、こうしたらこう。子育てにマニュアルは、ありません。というか、いりません。
自尊心を大切に育んでいく「勇気づけ子育ての軸」を持ちながら、試行錯誤し、時に悩み、子どもと一緒に私たち親も成長していきましょう!
興味をお持ちくださった方、共に学んでみませんか?
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