保育士職員研修会「自己肯定感を育む共感の実践」

澤田有心子(本名 澤田由美子) 著者:澤田有心子(本名 澤田由美子)

保育士職員研修会「自己肯定感を育む共感の実践」


こんにちは。親と子の心を繋ぐ専門家   「お母さん」澤田有心子です。いつも読んでくださりありがとうございます。

今日は、清々しいお天気ですね。布団も洗濯物も気持ちよさそうです^_^

さて、今日はこちらのご報告です。

保育園研修会

一昨年から関わらせていただいているチャイルドほーむ小田井園様と、今年は関連するもう1園の先生方と、今年は計6回研修をさせていただくことになりました。土曜日初日は、11名様で進みました。

 

お休みの土曜日に9時から12時まで。先生方は仕事の一環としてのご参加だそうですが、お一人おひとりの目的をお聞きして、素敵だなぁ、ありがたいなぁと感じました。

大ベテラン先生、中堅の先生、若手の先生、管理責任者の方、それぞれの立場での見方・考え方があり、その中でもまた個性があり、「違い」が学びを深めてくれました。

と同時に、子どもたちへの対応を考える時は、「子どもたちの豊かな成長のために、どう工夫し協力たらいい?」この共通認識もしっかりお持ちの先生方で、一人ひとりの居場所がある、和気あいあいとした雰囲気に、私自身が救われました。

自信・自己肯定感を育むために

自信・自己肯定感を育むために、どう関わったらいいのか?と考える時、多くの先生方やママは、できたときに「褒める」、できないときに「励ます」、一番に思い浮かべることが多いのではないかと思うのです。いかがでしょうか?

でも、保育の軸となる、保育指針を読んでみると分かりますが、「自信・自己肯定感を育むために、褒めましょう。励ましましょう」とは書かれていません。

保育指針に書かれていることは、まさに「勇気づけ」(↑↑↑写真右下の部分)

ズバリ、子どもの今ここに、寄り添い、その姿を無条件に認め、共感することなのです。

心の作用

人の心は、誰かに自分の気持ちを汲んでもらえたり、話を否定されることなく聴いてもらえたりすると、話の内容だけでなく、自分の人格全てを肯定してもらえた、という作用が働きます。

怒っているとき、泣いているとき、喧嘩しているとき、マイナスだと捉えられるような場面でも、否定されることなく、笑って楽しく遊んでいる時と同じように、ありのままの気持ちを認め受け入れてもらえることは、「無条件の信頼・愛情」が届き、心が安定していきます。

行為だけでなく、まるっと人格全てを肯定してもらえた作用から、安心感が生まれるからです。

共感されることで、

いい悪いの判断基準、条件なしで、ただただ今ここにいる自分の存在を認めてもらえて、どんな時も、どんな状況でも、大丈夫と思える感情、感覚が育つ。

それが、自己肯定感。

何ができるできないで育まれる感情ではなく

褒める叱るの関わりも悪いわけではないのですが、その対応だけでは、自立へ向けた成長を妨げてしまうことがあるのです。

どんな自分も大丈夫、ひとりじゃない。そう思えることで、自分を信頼する力、自信へ、そして、やる気へと繋がっていきます。

大切な「2つの自信」の視点もお伝えし、一緒に考えていきました。

 

 

共感する意識を育む捉え方・実践

子どもたちにかける言葉を、保育界では、「養護」と「教育」この2つに分けています。

◯養護(子どもの目)子どもの気持ちを汲む・意図を支える言葉
◯教育(大人の目)こちらの気持ちを伝える・教える言葉。

共感されている(わかってもらえている)安心感を子どもたちに感じてもらうためには、子どもの目・養護の言葉がけを大切にすることで、信頼関係を築くことにも、自己肯定感の育みにも繋がっていきます。

こちら側の気持ちを伝えるときにも「養護」の後に「教育」の言葉を。

昨日は、「おもちゃを何も言わずとってしまった時」「排泄を成功した時、失敗した時」実際の保育現場での事例をあげて、二人組で子ども役と保育士役になっていただき、交代でロールプレイをしました。

おもちゃを取ってしまった時のことをここでシェアします。

まずは、ありがちな大人側の視点の教育の言葉のみを。

「おもちゃ、勝手に取っちゃダメだよ」「◯◯ちゃん、泣いてるよ」「おもちゃを取られたらどんな気持ちがする?」「おもちゃ貸して欲しかったら、どうするんだった?」「かーしーてーっていうんだよ」など

次に、子どもの気持ちをくむ養護の言葉をかけてから教育の言葉を。

養護「◯くんはそのおもちゃがほしかったんだね」「◯◯くんと遊びたかったのかな?」

+ 教育「お友達悲しそうだね」「おもちゃを貸して欲しいときは、どうするんだったかな?」「一緒に貸してって言おうか」など

ちょっとした一言、養護の言葉を付け加えるだけなのですが、

はっ!
教育の言葉だけだと
「言葉が全然入ってこない」「頑なになる」「ダメだしされた感じ」「孤独な感じ」

養護の言葉を先に言うと
「ホッとする」「話を聞こうと思える」「素直になれる」「ごめんねって謝ろうと思う」「気をつけようと思う」等々

先生方、その違いを心で感じて、気づきが生まれていました。ちょっとしたことだけれど、子どもの心の中で起こっている作用は、うーんと違うのです。

特に、絶対叱られる!子どもがそう思っている時こそ、この関わりのチャンス!です。

自己肯定感・自信が育まれ、信頼度がグググーンと高まりますよ。

是非、ご家庭でも活用してくださいね。

子どもたち、先生方、親子のより一層の幸せな毎日に繋がりますように♡

この講座、「感じて学ぼうやる気の源、自己肯定感」ママグループ、園のお母様方向けなど、保育士研修会の他にも、ご要望がありましたら、させていただきますので、お声掛けください。

早速、名古屋の小学校のPTA様よりご要望をいただきました。頑張ります!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。


著者について

澤田有心子(本名 澤田由美子)

澤田有心子(本名 澤田由美子) administrator

保育士歴6年・幼稚園教諭歴3年・カウンセラー歴5年・男の子三人の母です。特技は水泳。バリバリのスイマー(笑)インストラクター歴も10年あります。 結婚後、育児・夫婦・両親・同居、沢山悩み、自己嫌悪と罪悪感に苦しみましたが、心理学・勇気づけに出会い、「自分」を諦めず「自分」に期待して生きる、心地よさに気づくことができました。そして、「人との繋がりの中で、自分を生きる」その安心感・幸福感を、今、しみじみと感じています。いつの間にか、4重「苦」が 4重「福」に(^_^) その経験を活かし ~ただ、ありのままに~ ママらしい子育て・家族の絆を応援しています。詳細はこちら

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